ICO、英Royal Mailに£12,000の制裁金


英国個人データ保護監督機関ICOは、4月3日、Royal Mailが利用者のオプトアウトにもかかわらず宣伝メールを送信したことに対して、同社に£12,000の制裁金を賦課した。

ICOによると、Royal Mailは、2017年7月、すでに宣伝メールの受取を拒絶していた30万人超の利用者に対して、小包料金の値下げなどを内容とするメールを送信していた。Royal Mailは、ICOの調査に対して、これらのメールは、宣伝ではなく、利用者に対するサービスとして、料金引き下げを知らせたものであると反論したが、ICOは、これらのメールは単なるサービスメッセージではなく、宣伝目的のものであると認定した。

企業がサービス内容の変更を利用者に知らせるための手段としてメールを利用することは広く行われているが、今回の制裁金事案で、企業は、そのような善意のメールが宣伝目的の迷惑メール(nuisance mail)として制裁の対象とならないかどうか、注意しなければならないことがわかった。

ICOの制裁金決定書全文:
https://ico.org.uk/media/action-weve-taken/mpns/2258621/royal-mail-group-ltd-mpn.pdf

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