EDPBでTikTokへの対応などが審議される


6月9日に開催された欧州データ保護会議(EDPB)の第31回全体会議で、世界的に懸案となっている子供向け動画プラットフォームTikTokにおける年少者の個人データ処理に対する各国共同の取組みについて審議された。EDPB(European Data Protection Board)はGDPR第68条に定められたEUの正式機関であり、GDPRの一貫性のある適用を確保するため、各国データ保護当局の代表者からなる会議である。

ドイツ選出の欧州議会議員であるMoritz KÖRNERからの要請に基づき、EUにおけるTikTokによる個人データ処理の概要を把握し、適切な対応アクションの調整を行うタスクフォースの設立を決定した。
すでにオランダ当局がTikTokが年少者のプライバシーを適切に保護しているかどうかについて調査を開始すると公表し、米国では、連邦取引委員会が、TikTokが児童オンラインプライバシー法(COPPA)で義務づけられている保護者への説明、保護者からの同意取得の義務に違反しているとしてTikTokを提訴した裁判でTikTokが570万ドルの制裁金を支払い、違反行為を中止するという内容の同意判決があった。

子供の個人データ保護は、米国およびEUにおいて当局が法執行の重点項目としている。

 

【今回のagenda】
https://edpb.europa.eu/sites/edpb/files/files/file1/20200609plenagenda_public_en.pdf

【議事内容のリリース】
https://edpb.europa.eu/news/news/2020/thirty-first-plenary-session-establishment-taskforce-tiktok-response-meps-use_en

【TikTokに関する回答状】
https://edpb.europa.eu/sites/edpb/files/files/file1/edpb_letter_out2020-0053_mep_korner.pdf

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