タイ、新個人データ保護法の施行を1年延期か


タイのニュースメディア、THANSETTAKIJ,PRACHACHATなどが伝えるところによると、5月12日のタイ政府の閣議において、デジタル経済社会大臣の提案により、5月27日に施行予定だった同国新個人データ保護法(Personal Data Protection Act B.E.2562)の一部規定について、勅令により施行を1年間延期する方針が決定された。

タイ首相府副報道官Ratchada Thanadirek氏によると、企業における法遵守の準備が遅れており、さらにCOVID-19蔓延の影響で、現時点での施行が難しいと判断されたという。一方、デジタル経済社会省では、個人データ保護委員会の人選、同委員会運営規則、その他同法案の施行に必要な各種規則の制定作業が進められているという。

施行が延期されるのは、同法のうち、第2条(個人データ保護に関する規定)、第3章(データ主体の権利に関する規定)、第5章(不服申立手続に関する規定)、第6章(法違反に伴う民事賠償責任に関する規定)、第7章(罰則)および経過規定(第95,96条)。

上記メディアの記事には明示されていないが、第1章(個人データ保護委員会の組織および機能に関する規定)、第4章(個人データ保護委員会事務局の組織および機能に関する規定)に関する規定は予定通り施行され、副報道官の発言どおり、個人情報保護委員会の設立手続、各種施行規則の制定準備手続などが進められているようだ。

 

ニュースメディア THANSETTAKIJ:
https://www.thansettakij.com/content/tech/433992

ニュースメディア PRACHACHAT:
https://www.prachachat.net/ict/news-463146

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