中国 産業データ分類及び等級分類ガイドライン(試行)の施行


MIITが「産業データ分類及び等級分類ガイドライン(試行)」の実施を通知

2020年2月27日に工業情報化部(MIIT)が「産業データ分類及び等級分類ガイドライン(試行)」(中国名「工业数据分类分级指南(试行)」)(以下「本ガイドライン」という)を実施するよう、全国MIIT傘下の全ての企業に通知を出した、と中国国家ネットワーク情報弁公室(CAC)は3月8日の公式サイトで発表した。

本ガイドラインは、産業データを分類し、等級を付けた上で、等級ごとに規定された管理を行うよう定めている。国家秘密に関するデータには適用されない。

企業は、産業企業とプラットフォーム企業に分けられ、産業企業は、生産製造モデル、プラットフォーム企業はサービス運営モデルが適用される。産業企業データは、研究開発データ分野(開発テストのデータ等)、生産データ分野(稼働状況のデータ等)、運営及びメンテナンスデータ分野(アフターサービスデータ等)、管理データ分野(顧客や製品データ等)、外部データ分野(他の企業と共有されるデータ等)が含まれているが、これらに限らない。プラットフォーム企業データは、プラットフォーム運営データ分野(IoT収集データ等)や企業管理データ分野(顧客データ、人事財務データ等)が含まれているが、これらに限らない。そして、各産業データは、改ざん、破壊、漏洩、違法利用などされた場合の産業生産、経済利益などに与える影響を考慮し、1級~3級に分けられる。等級ごとの管理方法は、MIITが定めるとしている。

本ガイドラインにより、「ビッグデータ開発のための行動計画」(中国名「促进大数据发展行动纲要」)、「ビッグデータ産業開発計画2016-2020年」(中国名「大数据产业发展规划2016-2020年」)、「データ管理機能の成熟度評価モデル」(中国名「数据管理能力成熟度评估模型」)(GB/T 36073-2018)、「産業用制御システム情報セキュリティ保護ガイドライン」(中国名「工业控制系统信息安全防护指南」)が徹底的に実行され、産業データの管理、使用、流通、共有などを更に向上させることを目的としている。

産業企業もプラットフォーム企業もデータ管理の責任を負い、データを管理するシステムの構築とデータの秘密保持、年次レビューが求められる(本ガイドライン13条)としている。

【CAC公式サイト】
http://www.cac.gov.cn/2020-03/08/c_1585210563153197.htm

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