中国 新型コロナウイルスに関連した個人情報の違法収集に注意喚起


中国 新型コロナウイルスに関連した個人情報の違法収集に注意喚起

新型コロナウイルスの拡大防止と制御作業を支援するために、多くのアプリが緊急に開発、運用された。しかし、個人情報の保護に問題があるアプリも多い。そこで、問題があるアプリへの中国政府の懸念と注意喚起が出された。

2月28日の国家ネットワーク情報弁公室(CAC)の報道によると、今年に入ってから「アプリ個人情報通報プラットフォーム」に2000件以上の通報が寄せられている。そのうち、新型コロナウイルス発生期間中にオンラインコンテンツにより個人情報が違法に収集されたとの通報が300件あまりで、全体の15%を占め、対象となるアプリは40を超える。40を超えるアプリの80%は、オンライン教育に分類されるアプリであったという。これら問題のあるアプリに共通する問題点は
① 個人情報保護へのコンプライアンスのレベルが低いこと
 (プライバシーポリシーがない、あっても処理目的・方法・範囲等の記載が欠けている、アカウントを取り消せない等)
② 敏感個人情報(特別な配慮が必要な個人情報)の処理のルールが不明確こと
 (オンラインクラスのアプリでは、カメラ、マイク、顔等の認証があり、敏感個人情報が収集されることが多い)
であったという。そして、CACは、アプリを利用する際のユーザーへのアドバイスとアプリ開発者と運営者への推奨事項を添えている。

【CACの本件記事】
http://www.cac.gov.cn/2020-02/28/c_1584431766699887.htm

 さらに、アプリではなくても、新型コロナウイルスに関連して、マスク、自宅学習、募金、交通チケットの時間変更、新型ウイルス対策の薬など名目を利用し、個人情報の違法収集が全国で多発しているとのことである。
【3月1日新疆ウイグル自治区カシュガル市サイバー警察の百度公式アカウント】
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1659898669161938256&wfr=spider&for=pc

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