フランス監督機関が、学校での過度なビデオ監視に警告


フランス監督機関が、学校での過度なビデオ監視に警告

先日のboutique.AERO社に続き、フランス監督機関CNILは、学校施設における過度なビデオ監視について問題があるとし警告を発したと公表した。

学校施設におけるビデオ監視について、CNILは2018年に25件以上の苦情を受け付けた。CNILは該当する学校施設で、苦情の理由となるビデオ監視の事実を確認した。これらの施設では、施設内の生活の場である遊び場、食堂、コンピュータ室等で、継続的に生徒や職員が撮影されており、その結果、職員や生徒は体系的かつ継続的なビデオ監視対象になっていた。

CNILは、悪意ある人物の侵入を防止するために、建物や公共場所へのアクセスを撮影することは可能としている。一方、特別な理由もないまま、職員や生徒を学校内で公私の別なく継続的に撮影及び監視するのは過剰であると指摘している。そのため、CNILはカメラの向きの変更や、学校が開いている時間帯のみに撮影を限定するよう求めている。

ビデオ監視は、個人のプライバシーの侵襲性が極めて高いため、プライバシー尊重の観点から、その対象、必要性、手段を慎重に検討するとともに、撮影したデータはそのライフサイクル(記録、保管、廃棄)の全範囲にわたってEU一般データ保護規則(GDPR)に定める原則に従った対応を実施すべきである。

Mises en demeure de plusieurs établissements scolaires pour vidéosurveillance excessive
https://www.cnil.fr/fr/mises-en-demeure-de-plusieurs-etablissements-scolaires-pour-videosurveillance-excessive

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