多くのウェブサイトでCookie同意取得の不備、オランダ監督当局が警告


多くのWebでクッキー(Cookie)同意取得の不備、オランダ監督当局が警告

オランダの個人データ保護当局であるAutoriteit Persoonsgegevens(以下「AP」)は、12月10日公式Webで、多くのWebでクッキー利用に関する同意取得に不備が見られると警告した。

APは175のWebを対象に調査を実施。これらにはeコマース、官公署、メディアなどのWebが含まれる。閲覧者のウェブ閲覧行動を追跡し、閲覧者ごとに広告をカスタマイズするターゲティング広告を目的とするトラッキングクッキーを利用しているWebの半数では、同意取得の方法について不備があった。不備があったWebの管理者に対してAPは警告書を送り、改善を指導した。

APは、トラッキングクッキーの利用についてあらかじめチェックが入ったチェックボックスで同意を取得することやWebをスクロールダウンすることにより同意とみなすなどの方法は法律に違反すると警告する。

また、クッキー利用に同意しなければ、Webの他のコンテンツを閲覧できないモーダルダイアログ、いわゆるクッキーウォールを採用しているWebも多くみられた。APはクッキーウォールは違法であるとする見解をすでに発表している。

すでにイギリス、ドイツ、フランスの監督当局が2020年にはクッキー規制に関する取締を強化する方針を明らかにしている。オランダがこのような動きに加わり、ヨーロッパでは来年から広告エージェンシー以外の一般事業法人に対するクッキー利用の監視、取締が本格化するだろう。

APによる発表
https://autoriteitpersoonsgegevens.nl/nl/nieuws/ap-veel-websites-vragen-op-onjuiste-wijze-toestemming-voor-plaatsen-tracking-cookies

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