中国 暗号法が成立 2020年1月1日施行


中国 暗号法が成立 2020年1月1日施行

2019年10月26日、全国人民代表大会常務委員会で暗号法(中国語では「密码法」)が可決された。2020年1月1日に施行される。

暗号法によれば、暗号化作業は中國共産党が指導し(第4条)、国家暗号管理部門が全国の暗号作業の管理監督部門になる(第5条)とのこと。

暗号には①核心暗号、②普通暗号、③商用暗号の3種類があり(第6条)、①核心暗号と②普通暗号は国家の機密情報を保護するために使用され(第7条)、一般市民や企業は商用暗号を使用する(第8条)。

暗号情報の盗用や暗号化された保護システムへの不正侵入は禁止され(第12条)、違反する場合は中華人民共和国サイバーセキュリティー法、その他の法律、行政法規に従って責任を負う(第32条)ほか、暗号法の各規定に違反する場合の過料が規定され(第33条〜40条)、付加して刑事責任や民事責任も負いうる(第41条)。

暗号技術は、電子行政、電子商取引などにおいてキーとなる。中国では暗号資産やブロックチェーン技術分野での競争力を高めようとしている時であり、本暗号法は重要な法律になるであろう。

【成立した暗号法(中国語)】
http://www.npc.gov.cn/npc/c30834/201910/6f7be7dd5ae5459a8de8baf36296bc74.shtml

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