従業員に対する過度なビデオ監視に対し、CNILが2万ユーロの制裁金を決定


従業員に対する過度なビデオ監視に対し、フランス監督機関(CNIL)が2万ユーロの制裁金を決定

6月13日、フランスの監督機関CNILは、フランスの翻訳会社UNIONTRAD COMPANYに対し、従業員に対するビデオ監視等がEU一般データ保護規則(GDPR)に違反していたとして2万ユーロの制裁金を課すことを決定しました。

UNIONTRAD COMPANYは従業員9名の零細企業(TPE:Très Petite Entreprise)です。2013年から17年にかけて、同社が従業員に対し過度に継続的なビデオ監視を実施していたとして、従業員からCNILに対し複数の苦情が申し立てられました。CNILは同社に対し、数度にわたりカメラの撤去やビデオ監視に関する従業員への通知等を勧告・指示しましたが、改善が見られなかったことから今回の制裁金にいたりました。

またCNILは、同社が使用するサーバーがパスワード保護されておらず、また、業務電子メールで一つのパスワードを使いまわしているとのセキュリティ上の不備を指摘しましたが、こちらも改善が見られませんでした。

CNILは、制裁金2万ユーロのほか、本決定2か月後を期限として改善が報告されない場合、期限終了後1日当たり200ユーロの追加的な制裁金もあわせて決定しています。

UNIONTRAD COMPANY : 20 000 euros d’amende pour vidéosurveillance excessive des salariés
https://www.cnil.fr/fr/uniontrad-company-20-000-euros-damende-pour-videosurveillance-excessive-des-salaries

関連記事

  • 2020年 9月 23日
GDPR執行事例リスト