仏CNIL、GDPRの執行強化の姿勢・施行1年を期に


仏CNIL、GDPRの執行強化の姿勢・施行1年を期に

4月18日、フランスのデータ保護監督機関CNILは、2018年のCNIL年次報告を発表した。同報告によると、GDPRの関連では、2018年に310件の検査が実施され、公式な警告は48件、そのうち13件は警告内容が公表されている。また、制裁は11件で、そのうち9件は制裁金の支払いを命じるものである。

年次報告の発表記者会見で、今春新たにCNIL委員長に就任したマリー=ロール・ドゥニ(Marie-Laure Denis)氏は、GDPR施行から1年が経過し、寛容な対応は終わったと発言、規制や摘発の強化を示唆した。会見での発言のうち、とくに日本企業にとって重要なポイントは以下のとおり。
〇 2018年、CNILに対するGDPR違反の申立件数は、前年(2017年)と比べて32%増の約11,000件。申立件数の伸びは2019年に入っても弱まる兆しはない。
〇 保険業界と広告業界の2業種については、個人データ保護に関し懸念している。
〇 CNILは職員を15人増員して215人とする。

https://www.cnil.fr/en/presentation-2018-activity-report-and-2019-issues-french-data-protection-authority
https://www.lesechos.fr/tech-medias/hightech/rgpd-la-cnil-compte-montrer-les-muscles-1009560
https://www.latribune.fr/technos-medias/internet/rgpd-la-cnil-sera-plus-ferme-envers-les-entreprises-annonce-sa-presidente-marie-laure-denis-814287.html
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https://www.clubic.com/pro/legislation-loi-internet/cnil/actualite-854559-cnil-bilan-2018-forte-augmentation-plaintes-deposees.html

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