ドイツ・バイエルン州でcookie利用のトラッキングについて抜き打ち調査


ドイツ・バイエルン州でクッキー(Cookie)利用のトラッキングについて抜き打ち調査 オプトイン同意遵守状況に問題・指導監督強化の可能性

ドイツ南部ミュンヘンを州都とするバイエルン州のデータ保護監督機関(LDA)が同州内の著名なWebにおけるクッキーを利用したトラッキングを監査した結果、適法な実装が行われていないことが明らかになった。LDAが発表した。

クッキーを利用した広告目的のトラッキングなどについては、昨年4月26日、ドイツ各州のデータ保護監督機関の調整機関であるBfDI (Bundesbeauftragte für den Datenschutz und die Informationsfreiheit)がポジションペーパーを発表し、cookieによるプロファイリング、トラッキングを行う場合には、厳格なオプトイン方式の同意が必要であるとの立場を明らかにしている。

LDIは、バイエルン州内の著名な40のWebを調査した。これらのWebは、オンラインショッピング、スポーツ、保険、銀行、メディア、自動車、住宅などの業種にわたる。調査の結果、75%のWebでは、トラッキングツールについて十分な情報を開示しておらず、20%のWebでは、同意を取得せず、残りの80%のWebにおいても、事前に十分な情報を提供した上で自由に与えられたと認められる同意を取得していなかった。今回のレポートはサマリーであり、今後、これらのWebの管理者に対する指導や処分が検討されるもよう。LDAはドイツの中では大規模で、指導的位置を占める監督機関のひとつであり、ドイツでは今後、Webにおけるクッキーの利用についての指導監督が強化されると考えられる。

https://www.lda.bayern.de/media/pm2019_3_de.pdf

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