【iapp】欧州司法裁判所、データ移転で重要な判断


IAPP(International Association of Privacy Professionals)によると、欧州司法裁判所(CJEU)は来週、カナダとヨーロッパとの間で予定されている航空旅客名簿の移転と処理に関する協定(以下「欧加協定」)について、意見を表明する。米国Safe Harborに対する欧州委員会の十分性決定を無効と判示した2015年のシュレムス裁判以来、CJEUが個人データの第三国移転について公式に見解を示すのははじめて。後続措置であるEU-U.S. Privacy Shieldは9月に最初の定期レビューが予定されており、またアイルランドのNGOがPrivacy Shieldの無効を主張する訴訟を起こしている。CJEUの判断はPrivach Shieldをはじめ、今後のGDPRに基づく欧州委員会による十分性決定に影響を与えることになるので注目されている。

欧加協定について判断のポイントとなる点は、テロや国際犯罪の防止以外の目的のためにカナダに移転された個人データの処理が認められる可能性があること、機微なデータについて厳格な必要性を超えて処理が認められていること、処理目的とは関係なく一定期間の個人データ保持が認められていること、さらなる以遠移転について制限がないこと、などであるという。

iappの下記ニュースでは、今回のCJEUの判断は、先日安倍総理とユンケル欧州委員長とが共同声明で発表した日本に対する十分性認定に関する協議、Brexit後のイギリスとの間のデータ流通の枠組に影響を与えるだろうと論評している。

https://goo.gl/haF1KM

https://iapp.org/news/a/cjeu-to-hint-at-privacy-shield-brexits-future-next-week/?mkt_tok=eyJpIjoiWlRJNVpqUXdZVGhtTkRjMyIsInQiOiJHSkdsbnVKXC9uZmZ6YzNYblU1elEyN05WK3N6andwdDZqYllmbzg5OHlCb3NLXC80Y1ZcL0txVk9zbjg4OFp0RXF3TWpLOEZOTjlUWWtUYjhYRjcwd0R5STJVZjc1Z2RcLzVTWTczVld2V29OWm5xcTBlZTI1QnRpd0tTcnZ1MitmbngifQ%3D%3D

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