EUの要請に応え米国がプライバシー・シールドの常設オンブスパーソンを指名


EUの要請に応えアメリカがプライバシー・シールドの常設オンブスパーソンを指名

2019年1月18日に、アメリカ政府では、トランプ大統領名にて、Keith Krach氏を経済成長、エネルギー及び環境担当国務次官に指名した。このポストは、プライバシー・シールドのオンブスパーソンに就任するのが慣例であり、Krach氏がオンブスパーソンとなると目されている。

アメリカとEUの間の個人データ移転に関わる十分性認定として位置づけられるプライバシー・シールドは2016年7月より開始されたものである。漏洩事件の発生等により、2018年7月には、欧州議会よりプライバシー・シールドの停止が決議される等、継続が危ぶまれる局面もあった。その継続の鍵となる2018年12月に第2回のレビューにおいては、欧州委員会は、アメリカの個人データ保護対策上の改善を評価する一方「常設オンブスパーソンを2019年2月28日までに指名する」という「期待」を表明していたところである。

今回の指名により、波乱も予測されたプライバシー・シールドは、ひとまずは継続へと向かっているようである。

欧州委員会の第2回レビュー時のリリース
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-18-6818_en.htm
トランプ大統領のKrach氏指名
https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/president-donald-j-trump-announces-intent-nominate-individual-key-administration-posts/

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