英ICOコミッショナーのデナム氏、ICDPPC議長に −BREXIT後も影響力確保が狙いか−


英ICOコミッショナーのデナム氏、ICDPPC議長に −BREXIT後も影響力確保が狙いか−

10月23日、ブリュッセルで開催中の国際データ保護・プライバシー委員会(ICDPPC)の第40回総会で、イギリスのデータ保護監督機関、ICOのコミッショナーであるエリザベス・デナム氏が新議長に選任された。

BREXIT後のEUとイギリスの関係に関する協議が難航する中、ICOは先ごろ発表したガイダンスで、いわゆるNO DEAL BREXIT(合意なし離脱)の可能性に備え、EUからイギリスに個人データを移転する企業に対して、SCCによるデータ保護の準備を進めるよう勧告していた。デナム氏はかねてから、ICOがEUにおけるGDPR制定の議論を主導してきたと自負を語っており、今回のICDPPC議長就任は、BREXIT後もEUを含む世界的なプライバシー保護に関する法律と運用の国際協調について引き続きイギリスの影響力を保持したい狙いがあると考えられる。

デナム氏は、23日夕刻に行われたEUを含む世界各国のデータ保護監督機関と民間企業やプライバシー・プラクティショナーとの懇談会でも、デナム氏は、出席者と積極的に懇談し、引き続き、プライバシー保護の国際協調をリードしていく考えを示していた。

https://ico.org.uk/about-the-ico/news-and-events/news-and-blogs/2018/10/uk-information-commissioner-elected-chair-of-the-icdppc/

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