欧州議会プライバシー・シールド停止を決議


欧州議会が、アメリカが2018年9月1日までに順守できない場合には、プライバシー・シールドを停止との決議

欧州議会のニュース
http://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20180628IPR06836/suspend-eu-us-data-exchange-deal-unless-us-complies-by-1-september-say-meps
欧州議会採択文書
http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?pubRef=-//EP//NONSGML+TA+P8-TA-2018-0315+0+DOC+PDF+V0//EN

2018年7月5日に採択された10ページの文書の最後の結論の部分には大略以下のように書かれている。

  • 欧州議会は欧州委員会に、プライバシー・シールドがGDPRを完全に順守するための必要なすべての対策をとることを求め、これにより、十分性がアメリカ企業の抜け道や競走上の優位に繋がらないようにする。
  • 欧州議会は欧州委員会とアメリカの有能な当局が、wp29の12月の報告書にて求められていた議論の再開と行動計画を策定しなかったことに遺憾の意を表する。
  • 欧州議会は、現在のプライバシー・シールドはEUのプライバシー法とEU憲章が必要とする十分性のレベルに達していないという観点である。
  • 欧州議会は、アメリカが2018年9月1日までに完全順守しない場合には、欧州委員会がGDPR45条5項に従った行動が出来ていないとみなす:それゆえ、米国当局が順守出来るまで、プライバシー・シールドを停止することを求める。

以上のように、皮肉ともとることができる内容も含め強い表現で書かれている。今後の推移を見守るとともに、ビジネスリスクマネジメントポータルでは状況に進展があり次第報告する。

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